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機械学会の『シナリオで学ぶ産学共同研究開発契約の勘所』のパネリストをさせていただきました。

2024年度も機械学会の市民フォーラム『シナリオで学ぶ産学共同研究開発契約の勘所』のパネリストをさせていただきました。
愛媛大学での開催でしたので、松山まで行ってまいりました。

今回は事案等の整理をして説明をする役割でした。
大学と企業という属性の異なる複数の組織が、イノベーションという不確実性の高い領域で共同することに難しさがあるわけです。そこで、契約書で事前に十分な手当てをしておく必要がでてくることになります。

オープン・イノベーションついては、組織論としても検討がされていて、それによれば、事前の契約だけでなく信頼関係の構築が必要とされているようです。コミュニケーションを緊密にとることで、より高い成果をあげることができるのでしょう。

本日のご講演で米国では企業との共同研究でも大学が単独で特許権を取得することも多いと聞きました(日本では共同での権利化が多くなります)。米国の考え方がどのようなものなのかも興味深いところです。

 

 

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